趣味は盆栽、と生徒たちに話すと「見てみたい」というので、花の咲き始めた香丁木を持って行って紹介しました。
高さ20センチもない小品です。生徒の感想は「ちっちゃい!」「かわいい!」などなど。
盆栽のイメージって、家族がやってない限りはテレビで見る1000万の黒松、って感じなんですね。
良くて入学式、卒業式の時に壇上に置いてあるアレ…という程度みたいです。
「昔盆栽やってたよ(でも冬越しに失敗して全滅)」という先生と話していると、盆栽って子どもの教育と同じだよね、という話になります。
水や肥料(授業内容や声がけ)は多すぎても少なすぎてもダメ。
時には針金をかけて(生徒指導や注意)伸びる先の道を示してあげることも必要。
こちらの思うような形に仕上げようとするのではなく、木がどこから芽を出すのかじっと待って、必要な枝がきちんと伸びられるように手助けをしてやる(進路指導)ことも大切。
木も人も生き物なので当然かもしれませんが、相手を尊重しながら関わっていくという点では全く同じだなあと。
どっちも長く、楽しく続けていきたいものです。
進路指導したツツジその2。
来年の花芽がつく前に、枝の長さを調整。